株式会社アシスト（本社：東京都千代田区、代表取締役：ビル・トッテン、略記：アシスト）は、韓国I-ON COMMUNICATIONSと、タブレット端末向け電子フォームシステム「NOREN e.Form Server」に関し、日本における総販売代理店契約を締結したことを発表します。出荷は2012年1月4日より開始します。

「NOREN e.Form Server」は日本国内でアシストが提供し国内大手企業を中心に450社の導入実績を誇るコンテンツ管理システム「NOREN Content Server」と同じ韓国I-ON COMMUNICATIONSが開発した「モバイル契約申込書システム」で、今年7月4日にはソフトバンクモバイル株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長 兼CEO：孫 正義、略記：ソフトバンクモバイル）主催の「第1回スマートフォン・タブレット端末ソリューション公募」にて124社の中から最優秀賞の1つに選定されました。

「NOREN e.Form Server」は、タブレット端末とサーバで構成され、サーバ側では既存の紙の申込用紙などをスキャニングしたものに入力フィールドをオーバーレイするだけで簡単に電子フォーム化を実現し、タブレット端末上でフォームに入力された情報とともに一元管理します。一方、タブレット端末側では内蔵のカメラで身分証明書などを撮影し本人確認など申込書の信頼性を向上させることも可能で、今後はタイムスタンプとの連携や手書き文字の入力支援も予定しています。

業種業態を問わず、どの企業においても紙の書類が不可欠な業務が数多く存在しますが、「NOREN e.Form Server」の利用によりペーパーレス化が実現され、紙の印刷や配布、保管にかかるコスト、記入漏れ／ミスによる手戻り、システムに登録する作業負荷の大幅な削減が可能になることに加え、書類の紛失／盗難、誤送信による個人情報漏えいリスクの軽減といった「紙」に関わる課題を払拭することが可能です。また、申し込みから契約完了までのスピーディな処理も同時に実現できます。さらに、動作環境としてアプリケーション・サーバやリポジトリ・サーバは特定の商用アプリケーションに依存しないオープンソース・ソフトウェアを採用しているため、価格面で導入しやすいことも大きなメリットとなっています。

アシストではこの他にも、iOSやGoogle Android搭載タブレットを販売する通信業者、販売代理店、取次店への展開、さらに申込業務などで紙が数多く発生しうる保険、クレジット会社、銀行、旅行代理店、医療機関など幅広い分野の企業と自治体を対象に、ペーパーレス化や業務効率化などを強力に推進するソリューションとして積極的に販売し、2013年末までの販売目標として100社を見込んでいます。

＜出処：2011/12/13、株式会社アシスト＞